成人式のマナー

●新成人のモラル低下●
ここ数年、成人式で問題になっているのが、新成人のマナーの悪さです。
式の最中に、携帯電話で通話をし始めたり、友達との記念撮影を行ったり、市長や登壇した人に対して野次を飛ばす・暴言を吐くといった新成人の姿が見受けられるのです。ひどい場合には、お酒を会場に持ちこんで飲酒する、クラッカーを来賓者に向けて打つといった事例も発生しています。

また、特別な危害を加えて来ない人でも、会場には入らず、久々に会った友達との話に熱中していることが多いのです。これでは、何のために式に出席するのかわかりません。

成人式における新成人のモラル低下の露見は、社会問題となっています。
「自分たちが楽しければ、それでいい」という考えは、とても大人とは言えません。
成人になったという自覚をしっかり持ちましょう。

●座り方や歩き方●
ここで、ちょっと話題を変えて、式典の最中の座り方や歩き方のマナーをご紹介します。
男性はそこまで細かいマナーを気にする必要はありません。主に意識してほしいのは、振袖を着ている女性の方です。
現代の日本人は着物を着慣れていない方がほとんどなので、何をするのも戸惑ってしまいますね。

まず座り方ですが、会場に用意されている椅子には浅く腰掛けると良いでしょう。深く腰掛けてしまうと、せっかくの帯が崩れてしまいます。背もたれと腰の間にバッグを置いて、深く腰掛けないようにする方法もあります。

階段の昇り降りの場合は、左手で両方の袖を持って、右手を使える状態にします。手すりをしっかり持って、急がずに歩くことが大切です。

そして、昇り降りを始める前に、一度立ち止まって草履をしっかり履くことも大事なポイントです。慣れない草履は脱げやすくなっているので要注意です。

動作は着物の着崩れの原因になるので、動く際は細心の注意を払うように心掛けましょう。

●成人式に臨む意識●
成人式は、立派な式典です。若者の新たな門出を祝おうと、沢山の人が尽力してくれています。
新成人は、自分もその人たちと一緒に、社会を担っていくのだという責任を感じなければいけません。
また、成人になるということは自由でもあります。自分の意志で、自分の道をしっかり歩んでいきましょう。

これからは大人として、自分の責任は自分で取らなければいけないのです。

周りの大人が注意してくれていた未成年の頃とは違って、自分で気付いて変わっていく必要があります。
今度は自分が未成年を守ってあげられるように、成長していきたいですね。