母の日・父の日の由来

日本の年中行事の中でも、とりわけ特別なものとして考えられているのが、『母の日』と『父の日』です。
この『母の日』と『父の日』の文字が記されているカレンダーは多く存在し、スーパーやショッピングモールなどでは特設コーナーが設けられているほど、親しまれている記念の日でもあります。

では、この記念日が誕生するには、一体どのような背景があったのでしょうか。

●母の日●
母の日の起源は、今から100年以上も前に遡ります。
アメリカに住むアンナ・ジャービスという少女が、亡き母の追悼のため、母が大好きだった白いカーネーションを祭壇に飾り、出席者にも配りました。このことが行われたのは、5月の第2日曜日でした。
やがてキリスト教を中心に、母親にカーネーションを贈る習慣が広まりました。これを受け、1914年ウィルソン大統領の提唱で、5月の第2日曜日を『母の日』と制定することとなったのです。

日本で初めに母の日が祝われたのは、大正時代のことですが、一般的に普及したのは第2次世界大戦が終わってからです。
日本の母の日はアメリカと同じ、5月の第2日曜日ですが、他の国では日にちや週が異なります。
詳しくはこちらをご参照ください。
(参考URL:http://event.rakuten.co.jp/mother/)

今の日本で贈られるカーネーションの色は赤ですが、起源となったアメリカのお話では白いカーネーションを祭壇に飾っていました。この色の違いには、ちゃんと理由があります。
母の日が日本に伝わった当初は、母親が健在な人は赤いカーネーションを、母親が故人である人は白いカーネーションを身に付けるというように、色を区別していました。実際に、アメリカで最初にカーネーションを贈られたアンナの母親は、すでに亡くなっている人でした。しかし、親のいる・いないで区別することに対して、配慮すべきとの声が出たため、赤いカーネーションを贈ることが一般化されていったのです。

今ではカーネーションに限らず、アクセサリーや健康グッズを贈る人も多いので、お母さんの喜ぶ形でプレゼントすることが一番の親孝行なのかもしれませんね。

●父の日●
さて、父の日の起源ですが、これもまたアメリカが発祥の地となっています。
母親の亡き後、自分と兄5人を男手一つで育ててくれた父を敬愛していたソナラという女性が、『父の日』もあるべきだと考えたのです。そこで、父親の誕生月である6月に、通っていた教会の牧師に頼んで『父の日』の礼拝をしてもらいました。それは6月の第3日曜日のことでした。
そして、1972年に国民の祝日として『父の日』が制定されることになったのです。
世界の父の日もまた、母の日同様、国によって異なります。
詳しくはこちらをご参照ください。
(参考URL:http://event.rakuten.co.jp/father/)

父親と母親のどちらが欠けても、私たちは存在しません。『母の日』と『父の日』は、生まれてから今まで、沢山の愛情を与えてくれた両親に感謝をする日です。
普段はあまり親孝行ができないという人でも、このイベントを機会に、ぜひお父さんやお母さんへ感謝を伝えてみてください。とても喜んでくれることでしょう。